前任校の先生に紹介していただいた「銀の匙」授業にまつわる本の1つ。その授業が何なのかも知らなかったが、教師として読んでおくべきだと言われ、数ヶ月が経ってしまった。夏休みに入ってようやく読めた。

「銀の匙」そのものの授業内容に言及した書なのかと思っていたら、そうではなく、橋本先生の教師観や人生観について書かれている本。現在100歳を超えられている筆者の言葉の1つ1つが重く、勉強になる部分ばかりであった。
それぞれの章末に、10項目でわかりやすくまとめられているのも読みやすい。
受験テクニックや、どううまく授業をこなすかだけに頭が行きがちだった自分にとって、教師としてのあり方、授業とは何なのかを再考させられる内容だった。教師はエキスパートでなければならない。教科のエキスパートであり、指導のエキスパートを目指し続ける。そんなモチベーションをもらえた1冊である。
Advertisements