2学期から以下のような内容で、家庭学習を改良しました。

改良というのは、これまでの家庭学習は、毎日こちらが与える基本文を写すという「作業的課題」。
名を、Everyday notebook、略してEノート。
試験に問題として出すのでそれなりに生徒たちは真面目にやってきた。
しかし、これでは得意な子は退屈で、苦手な子にとっては記号の模写。
何とかしたいと思っていたところ、全英連の発表でアイデアをいただきEノートを改良することにした。

Eノート(改)のポイント
1.学習する内容を自分で選択する
2.将来に役に立つ、自分の生活に活きる内容を学習することができる。
3.英語の訓練だけではなく、自分の英語学習を管理するノートにもなる。
 
選択コースは以下の通りです。

★ Aコース(Eノート) 
   これまでのEノートと同じです。
書く回数は基本的には5回ですが、覚えられる人は3回でも構いませんし、必要な人は7回でも15回でも書いてください。「できるようになる」とは日本語の文を、何も見ずに英語に書き直せるようになることです。

  • Bコース(英語知識)

  英語の授業で学習した単語や文法をまとめます。自分の苦手な文法についてまとめてみてもよいですし、前置詞(at, in, on, overなど)に注目してまとめるのも面白いですね。
   
★ Cコース(英語活用)
  自分の興味関心に合わせて自由に学習テーマを決めます。
  例えば・・・
   ○自由英作文(話題のニュースや好きなアーティストなど)  ○日記    ○洋楽の歌詞の和訳   
○学校行事の感想   ○英単語しりとり   ○英単語の由来   
★ Dコース(英語学習管理) 
  自分の学習を管理する学習です。英語は自分で学習しなければならない割合が非常に多いです。
  その中で、「自分ができるようになったこと」「今後の課題」「うまいいかないこと」「こういうことがしたい」「テストの反省」
  などを文章にしておきます。これが意外に大切!

 

というような内容で開始した。
課題の自由度を挙げると、提出率が下がるという懸念はあった。
しかし、生徒たちの食いつきはよく提出率も変わらず、むしろ生き生きした学習になってきた。

Aコースでは、回数を自分で調整したり、問題を作成して自分で解いたりする工夫をする生徒もいた。
Bコースでは、be動詞と一般動詞の違いという基礎的内容からもう一度復習する生徒もいれば、教師の板書より上手に関係代名詞をまとめる生徒も出てきた。
Cコースでは、歌の歌詞を訳してきて、国際理解的な内容に発展している生徒がいた。日記を毎日書くという課題に挑戦している生徒もいる。いろんなテーマで意見作文を書いている生徒や、ひたすらAKB48の歴史を書いている生徒もいる。

そして、好評なのがDコース。このコースでは生徒たちの生の声が聞ける。
be動詞が分かりません。
単語をどうやって覚えればいいかわかりません。
授業は楽しいけれど、いざ使うときにはうまくできない。
テスト対策の仕方が分からない。

など、いままでこちらが教えていたと思っていた内容が、いかに「教えたつもり」になっていたかが明白になった。一斉指導で力のない教師が陥りやすい典型といわれるやつかw

反省と懺悔の意味もこめ、C,Dコースに挑戦してきた生徒のノートにはこれでもかってくらいコメントをしている。すると、こちらが本気だというのも伝わったのか、さらに内容が充実しつつある。
口頭でのコミュニケーションが全てではないと知らされた。

とにかく導入してからまだ日も浅いので継続して、さらなる改良点をみつけていこうと思います。

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